国政政党党首が煽る外国人差別
国民民主党の玉木雄一郎代表が外国人が高額療養費制度を利用することについてSNS上で、
「外国人やその扶養家族が、わずか90日の滞在で数千万円相当の高額療養費制度を受けられる現在の仕組みは、より厳格な適用となるよう、制度を見直すべきです。
現役世代が苦労して支払う社会保険料は、原則、日本人の病気や怪我のために使われるべきです。」
などと発信しました。
90日以内の短期滞在で外国人は日本の公的医療保険に加入できませんし、90日以上の滞在は「就労」「留学」が必要で、住所登録と国民健康保険への加入が義務です。「滞在」という言葉で、ちょっとした旅行で高額療養費の支給が受けられるかのような玉木氏の発言は悪質な印象操作です。外国人でも被保険者になっている以上、国籍で差別することは許されません。これまでどのくらいの額を保険料として払っていようと、同様の給付が受けられるのが社会保障制度です。その基本の認識すらないことに呆れて言葉もありません。差別主義者は国政の場から退場いただきたい。