沖縄とガザ
今日は1972年5月15日に沖縄が日本に復帰してから53年になる日です。「核抜き、本土並み」が求められていたのに、いまだに沖縄県に対して広大な米軍基地を押し付ける構図は全く変わっておらず、辺野古新基地建設や台湾有事を見据えての自衛隊基地の増強など、石破政権による大軍拡の最前線の地になっています。
県民が選挙や県民投票で何度も「米軍基地はいらない」という民意を示しているにもかかわらず、その民意を踏みにじっていることは許されません。今こそ沖縄に対する差別的扱いを改めるべきです。
玉城デニー沖縄県知事がコメントを出しています▼
令和7年5月15日 本土復帰記念日(5月15日)を迎えるにあたって 知事コメント|沖縄県公式ホームページ
📒日本共産党は「基地のない平和で豊かな沖縄を」と政策を掲げています▼
「ナクバ」とは、アラビア語で破滅・大災厄を意味し、1948年のイスラエル建国時に80万〜90万人ものパレスチナ人難民が生まれたときのことを指します。今日は1948年にイスラエルが建国されたことに伴い、多くのパレスチナ人が難民となった日です。
一昨年の10月7日からイスラエルによる過去に例のない規模の大虐殺が始まりました。きっかけはハマスによるイスラエルに対する攻撃ですが、そこが問題の始まりではありません。イスラエルによるパレスチナに対する度重なる民族浄化の企みが今の事態の出発点です。この問題に詳しい東京経済大学・早尾貴紀さんが論考を書いています。ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。
📒ガザ攻撃のきっかけを生んだ、イスラエルのハマース政権つぶし
📒「自殺行為とわかっていても…」“帰還の大行進”に参加したガザの若者たちの絶望
沖縄とガザ、どちらにも共通していることは、どちらもそこに住んでいる人を対等な人として扱っておらず、差別しているということではないでしょうか。